かつての王宮ルーヴルがある1区を中心に、
カタツムリのカラのように右まわりに番号がふられているパリの20区。
ここ3区と4区にひろがるマレ地区は、
若手クリエーターのアトリエやショップが集まる流行発信地でありながら、
歴史的な建物や昔ながらの商店街がのこる、おもしろい地区です。
マレ地区の北にあるこのあたりは、
今パリでいちばんおしゃれで暮らしやすいカルチェ(地区)。
おしゃれな洋服屋さんやカフェがぽつぽつとあったり、
昔ながらの石づくりのアパルトマン(アパート)やこっとう品屋があったり、
新しさと古さがまじりあった独特の空気がただよっています。
行きかう人もファッション関係者やクリエーターが多いようです。
私がいちばん楽しみにしていたのが、
小さなギャラリーと美術館めぐり。
マレ地区だけで30をこえるギャラリーがひしめきあっています。
ヴィエイユ・デュ・タンプル通りのギャラリーでは、
コンテンポラリーアート(現代美術)を見ました。
とにかく発想がユニーク!
写真は、サン・クロード通りにある個性的なギャラリーでの1枚。
リカも絵になってるでしょ?
また、エリア内にあるピカソ美術館は、
何度も足を運びたくなるミュゼ。
ここに来て、私はピカソが大好きになりました。
4区には、近代美術がたくさんのポンピドゥー・センターもあるし、
アート好きには最高の街ね!
〈今日のフランス語講座〉
カルチェ → 地区
アパルトマン → アパート
ミュゼ → 美術館