パリに来て、朝が好きになりました。
だって、とってもいいにおいなんだもの。
パリの朝、それは、パンのにおいではじまるのです。
毎日の食事にパンはかかせないから、ここパリには
たくさんのパン屋さんがあります。
今朝は、パン屋さんへおつかいに行きました。
開店と同時に、長い行列ができていて、びっくり。
ドキドキしながら、常連さんたちの列に並びました。
おばあちゃんから教えてもらったフランス語をぶつぶつとおさらいしていると、
私の順番がきました。
お店のおばさん「セ・タ・キ?(次の方?)」
リカ「セ・タ・モワ!(私です)
ユンヌ・バゲット・シル・ヴー・プレ!(バゲットを1本ください)」
伝わったみたい!ちゃんとバゲットを買えました!よかった!
フランスでいちばん食べられているバゲットは、
長さ70 センチくらいの棒みたいなパン。
かぶりつくと、かたい皮がパリパリと音をたてて、おいしいの。
しかも、1本70セント(1ユーロ以下)だなんて!
この国で「ブーランジュリー(パン屋)」の看板を出せるのは、
その店できちんと焼いているところだけと法律で決まっているそうです。
だから、焼きたてでおいしいパンなんだね。
明日の朝も買いに行こう。
メルシー、マダム! おばさん、ありがとう!