「 | クリスマスの奇跡!」 |
「 | サンタさん・・・・・・?」 |
「 | ここは、森と湖の国。」 |
「 | 初ライブは大成功!」 |
「 | わたしのそら。」 |
ここパリでは、
どのアパルトマン(アパート)の窓辺にも、きれいなお花がかざられています。
パリの人たちは、毎日、
お花といっしょに暮らしているなんて、すてきです。
私は今日、早起きして、
シテ島の花市に出かけてみました。
シテ島へは、パリの市庁舎から
セーヌにかかる橋をわたるとすぐです。
パリの人たちは、毎日パンを買うように、
自然にお花を買っていきます。
仲のよさそうな恋人たちが買っていったのは、
「シャルル・ドゥ・ゴール」という名前のブルーローズ。
私もまねして、小さなバラの花束を買いました。
紫色に見えるけど、シャルル・ドゥ・ゴールという青いバラ。
私がいっしょに写っているバラは、
フランス生まれの「ピエール・ドゥ・ロンサール」。
あわいグリーンの花びらに、まん中は、ほんのりピンク色。
16世紀フランスの“バラの詩人”から名づけられたんですって。
ピエールって……、あ、パパとおなじ名前だわ!
リカの買った、ピエール・ドゥ・ロンサールというバラ。
今、リカのお部屋には、バラがおすまししながら窓辺にいます。
5月の風にひらひらゆれていて、小さなバレリーナみたい。
パリでは、お花もフランス人なのね!