今日、おばあちゃんに連れて行ってもらった
すてきなレストランで、大失敗をしてしまいました……。
席につくと、まわりはエレガントなマダムとムッシューばかり。
ちょっときんちょうしたけど、
ママにならったテーブルマナーを、さっそくトライ!
並べられたフォークやナイフを外側から使って。
スープは音をたてずに、口に流し込むように。
メインディッシュは、一口大に切り分けながら。
ここまでは、おばあちゃんに「上手ね」ってほめられたの。
それなのに、それなのに、
デザートの大きなミル・フォイユ(ミルフィーユ)を切ろうとしたら……
あーーーーっ!!
べしゃ!
……床に落としてしまいました。
楽しみにしていたミル・フォイユだったのに。
せっかくエレガントにふるまえていたのに。
つぶれたミル・フォイユを見ていたら、ちょっと涙がでてしまいました。
おばあちゃんはナプキンを差し出しながら、
「大きなデザートは、たおして食べてもいいのよ」と教えてくれました。
新しいミル・フォイユを運んできてくれたギャルソンさんも
ちょっと笑ってたみたい。かなしいなぁ。
次までに、テーブルマナーをきちんとマスターします!
〈フレンチレストラン教室〉
・ギャルソン → フランス料理のウエイターさん
・ソムリエ → ワインの専門家
・パティシエ → デザートをつくる職人さん
・星付きレストランとは……
フランスのレストランは、料理の評価を星の数で表します。
最高は、三つ星レストラン。2006年に三つ星レストランと評価されたのは、
フランス国内でわずか26店。二つ星は70店、一つ星は425店。
星がついているだけで、すごいレストランなのです。
毎年発行される「ミシュランガイド」という本が、
ひみつで調べて、発表しているんですって。
ちなみに、リカが行ったレストランは二つ星。すごくおいしかったです!