ホノルルの空から、まっすぐ落ちてくる太陽。
昨日までの熱がうそみたいに下がって、朝からスッキリ。
だけど、ママに「海に入るのはダメよ」って言われてしまいました。
そうしたら、パパが、
ロイヤル ハワイアンのレストランへ連れて行ってくれたの。
青い空をバックに、しなやかにゆれる高いヤシの木。
そこからあらわれたのが、きれいなピンク色の建物!
“太平洋のピンク・パレス”って、呼ばれているんだって。
ホテルの中に一歩足を踏み入れると、
まわりの樹木に冷やされた心地よい風が、高い天井を吹きぬけていきます。
ここでは、風もリゾートの一部みたい。
レストランのテラス席につくと、
いすにテーブルクロス、塩こしょう入れまで、ピンク一色!
目の前には、にぎやかなワイキキ・ビーチとダイヤモンドヘッド。
南の島のリゾートが、ギュッと閉じこめられているみたい。
メニューを見ると、フリフリやマヒマヒ、アヒ……。
聞いたことのない言葉がたくさん!
ボーイさんに聞いてみると、
「マヒマヒはハワイでよく食べる白身のお魚だよ」と教えてくれました。
さっそく私は、マヒマヒの入ったサラダとアヒ・サンドイッチを注文!
サンドイッチを一口食べたら、なんだかとってもなつかしい味!?
またまたボーイさんに聞いてみたら、
ショウガじょうゆで焼かれたアヒ(マグロ)が入っているんだって。
ほかにもおもしろいメニューがたくさんあって、
海に入れなくても、とっても楽しめました!
でも、帰りぎわ、ボーイさんに「オノ?」って聞かれたとき、
人ちがいだと思って、ノーと言ったら、ちょっとおこったみたい!
なんで???
私、オノさんじゃないのに!
〈レストランで使えるハワイ語教室〉
オノはハワイ語で、“おいしい”って意味なんだって。ボーイさん、ごめんなさい!
それではここで、レストランで使えるハワイ語を。
ちなみに、ハワイ語は、英語がミックスされているそうです。
○オノ……おいしいという意味。ハワイ語でおいしいを“オノ”、
英語では“デリシャス”といいます。
このふたつの言葉をくみあわせて、ロコたち(地元の人たち)は“オノリシャス”と
いうんだって!お魚のサワラも、オノというそうです。
○アヒ……キハダマグロのこと。日本でもおすしのネタとして、おなじみ!
ハワイでは“アヒ・ポキ”という、ハワイ風のおさしみにするそうよ。
○マヒマヒ……シイラという名前の、ハワイでよく食べられている白身のお魚。
海で泳いでいる時は、体が金色で背中がみどり色した、
とてもきれいなお魚なんだって。
○ハレアイナ……レストランのこと。
○カウカウ……食べるという意味。