窓から見えるのは、見わたすかぎりのパイナップル畑!
まるで、車が動いていないような気になるくらいひろいの。
パパが運転するレンタカーには、私と、
昨日ハワイに着いたばかりのマリアちゃん!
マリアちゃんのこと、覚えてますか?
ほら、パリの社交界デビューのときに仲良くなった女の子です。
ハワイへは、たまたま家族旅行で来たんですって!
会えてすっごくうれしい!!!
さっきまで山のすずしい風が吹いていたけど、
だんだん潮風に変わってきたみたい。
「海のにおいが、してきたね」とマリアちゃんが笑顔で言いました。
車がハレイワの街に入ると、
道の両側に赤や緑や黄色のペンキでぬられたかんばん、
サーフボードがたくさん並べられたお店が見えてきました。
かざらない感じが、明るい日差しにぴったり。
お昼は、新鮮なシーフードと野菜をつかった
グラス・スカート・グリルでランチです。
私とマリアちゃんは、
大きなアヒ(まぐろ)でパンが見えないくらいのアヒバーガーと
ロコガール(地元の女の子)のラベルがかわいい
ワイアルア・ソーダ・ワークスのマンゴーとパイナップルのソーダ水を注文!
ふたりで飲みくらべしていたら、パパが笑ってました。
パパ、うらやましい?
その後、3人で街をホロホロ(お散歩)。
そのとき、赤や黄色、青い色した、きれいなかき氷を食べている人を発見!
うわー、とってもきれい!食べてみたい!
しばらく行くと、赤い壁にオレンジ屋根のかわいいお店。
パパに聞いたら、「アオキ・シェイブアイス」っていうんだって。
シェイブアイスは、英語でかき氷って意味です。
私はレインボー味(これで2ドル!)、
マリアちゃんは、「日本の味にトライ!」ということで、
あずきをトッピングしたミルク味をオーダー。
ふわふわの氷に、ふたりともとろけちゃいそうになりました。
それから、パパが「帰ろう」と言うまで
マリアちゃんといっしょに海を散歩したり、買い物したり、
名物のシュリンプ・スキャンピ(エビのガーリックあげ)を半分こしたり。
ふと見たら、パパがちょっとおつかれぎみ。
今日は連れまわしちゃって、ごめんね。
でも、また連れて行ってね!
〈ハワイのアオキさんとマツモトさん〉
有名なシェイブアイス屋さんといえば、
アオキ・シェイブアイスか、
マツモト・シェイブアイスなんだけど、
どちらのおうちも、昔、
ハワイに移り住んだ日本人とつながりがあるそうです。
だから、日本の名字だったのね!
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