夜になって、
ガヤガヤとにぎわいだす上海(シャンハイ)の下町、豫園(ヨエン)。
中国伝統の赤いランタンにあかりがともり、
チャイニーズスタイルの街並みが照らし出されたら、
魔法の時間のはじまり。
そして、そこを歩く私が着ているのは、
世界で1着のチャイナドレス。
そう!私がはじめてデザインしたチャイナドレスです。
自分が作ったお洋服だと思うと、
歩く姿勢も自然とピンとしてきます。
そして、いろんなことにチャレンジができそうな
そんな予感がするんです。
世界に1着のチャイナドレスは、
魔法のチャイナドレスだったのね。
ママがいちばん最初にお洋服を作ったときも、
こんな気持ちだったのかな。
モノを作るって、とっても楽しい!