ジュー!!!カリッと焼けていくのは、なんとショーロンポー。
ショーロンポーって、蒸すものだと思っていたら、ここでは焼いて食べるのね。
せいろを開ければ、ゆげがふわっとあがり、パチパチと油がはねる音もします。
ここは、音も香りも楽しい呉江路(ウージアンルー)。
小さな通りには、肉まんや野菜まん、シューマイ、ショーロンポーなどの
「小吃(シャオチー)」を売るお店がたくさん。
朝からにぎわう通りには、小さな子供が走りぬけていったり、
おじいさんが立ち話をしていたり、ときどきどなる声も聞こえたり。
日本人は、朝が苦手な人が多いのに、上海(シャンハイ)人はとっても元気です。
今日の私のお目当ては、
日本ではあまりお目にかかれない焼きショーロンポーで
有名な「小楊生煎(シャオヤン シェンジェン)」というお店。
長い行列に並びながらお店をのぞきこむと、
店員さんがまっ白な皮にお肉をつめて、どんどんショーロンポーを作ってます。
見とれていたら「○×△□××!!」とさっそく怒られちゃった。
どうやら私の順番がきたみたい。
焼きショーロンポーを4つたのむと、
おばさんに「しっかり食べないとだめよ!」と怒られました。
とってもつっけんどんでこわいけど、その言葉は私のためなのよね。
でも、おばさんの言葉どおり
おなかいっぱい食べたら、食べすぎちゃった。
く、くるしいです・・・・・・。
〈小吃(シャオチー)とは?〉
「小」は「かるい」、「吃」は「食べる」という意味で、
スナックや軽い食事のこと。
お値段もてごろで、みんなおやつのように食べています。
〈知っておきたいお食事会話〉
○ハオチー → おいしい!
○ジャシシェンマ → これはなんですか?
○ドゥオサオチェン? → いくらですか?
○マイダン → 会計をお願いします