「 | クリスマスの奇跡!」 |
「 | サンタさん・・・・・・?」 |
「 | ここは、森と湖の国。」 |
「 | 初ライブは大成功!」 |
「 | わたしのそら。」 |
水がないのに、水の流れが見えるような、
水の音が聞こえるような。
今日、私が行ったのは、枯山水(かれさんすい)の庭です。
枯山水とは、水を用いずに、砂と石だけで表現したお庭のこと。
一見、とても地味なのですが、
想像力をはたらかせて味わうのが、このお庭のみりょくだそうです。
枯山水をながめた時の印象は、
季節や年れい、そのときの心持ちによって、
明らかにちがってくるものだと、住職さんに聞きました。
今はまだ、よくわからないのだけれど、
私がおとなになって、このお庭をながめたら、
どんなことを感じるのでしょうか。
〈お庭があらわす人生のかげとひなた?〉
白い砂の「陽(よう)の庭」。 | 黒い砂の「陰(いん)の庭」。 |
この2つの枯山水庭園は、向かいあってつくられています。
人生のかげひなたを、あざやかに映し出す鏡のようです。
〈今日行ったお寺は?〉
妙心寺退蔵院(みょうしんじ たいぞういん)といいます。
枯山水でも有名ですが、国宝の「瓢鮎図(ひょうねんず)」も見どころ。
日本でいちばん最初に描かれた水墨画なんですって。
ちょっと足をのばして、一乗寺「詩仙堂(しせんどう)」へ。
比叡山(ひえいざ ん)のふもとには、小さなお寺が点在していて、
ほっと心なごむような美しいお庭がたくさん。
白砂の庭園には、秋の初めの草花たち。
しずかなしずかなお庭です。