「 | クリスマスの奇跡!」 |
「 | サンタさん・・・・・・?」 |
「 | ここは、森と湖の国。」 |
「 | 初ライブは大成功!」 |
「 | わたしのそら。」 |
だし巻玉子、あなご巻、いろんな種類のたまご焼きがおいてあるお店。
おだしのいい香りが立ちこめる、けずりたてのかつお節のお店。
お茶の葉の青い香りをただよわせるお店。
京つけものが入ったたるをたくさん置くお店・・・・・・。
今日は、京の台所と呼ばれる錦(にしき)市場に来ています。
人でごったがえす通りには、観光客が多いけど、
なかには夕飯のお買い物で来ている人もいるみたい。
今日はどんなおこんだてにしようかな、と考えながら歩いているのかな?
店先を見ながら歩いていたら、まん丸のおナスを発見!
思わず「ふうせんみたいなおナス!」と言うと、
八百屋のおじさんがやってきて、
「これでっか?京野菜の賀茂(かも)なすです。
歯ごたえがようて、おいしいでっせ。
おみそつけて田楽にしはったらよろしいわ」と教えてくれました。
話を聞いてみると、この八百屋さんに並んでいる野菜のほとんどが
“京野菜”と呼ばれているものなんだって。
たしかによく見ると、見たことがあるようでないような野菜ばかり。
京都には、京都専用のお野菜があったんだ。
どんな味がするんだろう???
〈錦市場について〉
四条通を1本北側に入った錦小路(にしきこうじ)。
400mぐらいのところに120あまりのお店がずらりと並びます。
〈京野菜って?〉
ふつうの野菜よりも作るのに手がかかっていて、味が濃いのがとくちょう。
お寺の多い京都では、お坊さんが食べる精進(しょうじん)料理のために
各地方で京野菜が作られるようになったそうです。
賀茂なす・・・・・・ 濃いむらさき色のまん丸なナス。 身がひきしまっていて、 歯ごたえがよいそうです。 |
鹿ヶ谷(ししがたに)かぼちゃ・・・・・・ “おかぼ”と呼ばれるヒョウタンの かたちをしたかぼちゃ。 |
伏見(ふしみ)とうがらし・・・・・・ 細長いかたちから“ひもとう” とも呼ばれる歴史ある京野菜。 |
万願寺(まんがんじ)とうがらし・・・・・・ とうがらしなのに甘いんですって。 たねも少ないので煮ても焼いても おいしいそうです。 |
京芋(きょういも)・・・・・・ 別名「タケノコ芋」。 大きくなると土から タケノコのように 顔を出すそうです。 |
赤ずいき・・・・・・ サトイモのクキの部分。 京都ではよく食べられている食材です。 |
かもうり・・・・・・ 冬瓜(とうがん)のこと。 漢方薬として使われてきたほど、 健康野菜として大切に されてきたんだって。 |
やまのいも・・・・・・ “つくねいも”とも呼ばれる 丸いおイモ。水分が少なくて、 ねばりが強いのがとくちょう。 |
九条葱(くじょうねぎ)・・・・・・
1年中出回る葉ねぎの代表。長さと身のやわらかさがとくちょう。