東京に東京タワーがあるように、
パリにエッフェル塔があるように、
ミラノにドゥオーモがあるように、
それぞれの街には、シンボルになる建物があります。
ここ京都でシンボルになるのは、
東寺(とうじ)の五重塔(ごじゅうのとう)。
堂々とした姿につい見とれてしまう五重塔は、
なんと平安時代からあったそうです。
ですが、その間、五重塔は4回も歴史から姿を消し、
また建て直しされ、その姿を今に伝えているのだとか。
昔は、京都のどの場所からでも見えたんだろうなあ。
水色の空をあおぎ見ると、そこには五重塔。
ピンと立っているその姿は、東京やパリにだって負けません。
元祖ランドマークタワーは、
長い京都の歴史のなかで、どんな風景を見てきたのでしょうか。