ここはロンドンのパブ。
音楽好きが集まると聞いてやってきたんですが、
ちょっぴり想像とちがったみたい。
まわりを見わたしてみると、
革のパンツにじゃらじゃらくさりをつけたおじさんや
ピタッとしたTシャツを来たピンク色の髪の毛のお兄さん、
なんだかこわそうな人がいっぱい・・・・・・。
もじもじしていると、白髪のおじいさんがビールを片手に、私に話しかけてきました。
「おじょうちゃん、音楽は好きかい?」。
こわくなった私は「はい。私、ギターをひいています」と小さい声で言いました。
すると「おれもギタリストだった。どんな音楽をやってるんだい?」と
急にやさしい笑顔。
「パンクロックです!」そう言うと、おじいさんは大きな声で、
「おーい!この子は、パンクバンドでギターをひいてるんだってさ!」と
店内にいる他のお客さんにも話しかけたの!
すると「日本の女の子がパンク!」とピンクの髪のお兄さん。
「ライブはいつ?」と革のパンツのおじさん。
それから、ギターのこと、好きなレコードのこと、いっぱいお話しました。
ロンドンでは、みんなロックに夢中なんですね!
〈パブってどんなところ?〉
ロンドンの街にはパブがたくさん。
イギリス人にとって、パブは切っても切りはなせない生活の一部。
どんな田舎の町や村にも、教会とパブは必ずあるんだって!
パブとはパブリック・ハウス(公共の家)の略で、日本でいう居酒屋のこと。
サッカーの観戦ができるパブや、DJがレコードをまわしているパブ、
ライブが行われるパブ、クイズ大会やカラオケ大会(!?)があるパブなど、
いろいろあるそうです。
〈パブ料理を紹介します!〉
○フィッシュ&チップス
イギリスを代表するファーストフードのひとつ。
白身魚のフライとジャガイモのフライをもりあわせたお料理。
お酢とお塩をかけて食べます。
○ソーセージ&マッシュ
マッシュポテトの上に、焼いたソーセージをのせて
グレービーソースをかけた、シンプルなお料理です。